奇跡のリンゴ~自然農業~
2025年11月9日
死ぬくらいなら、バカになればいい
奇跡のリンゴってご存知ですか?
近代農業は農薬無しでは成り立たないですが、特にリンゴは農薬が無いと90%は減収すると言われているんです。そんな中で無農薬リンゴの栽培に何年も挑戦し続け、世界で初めて成功したのが、木村秋則さんの奇跡のリンゴなのです。
実は私(夫)の出身研究室(学士)では、この奇跡がなぜ起きたのかを研究していました。全てが解明できたわけではありませんが、まさに自然とリンゴが共生できたからこそ奇跡のリンゴは生まれたのだと思います。
堆肥を与えられることや雑草が刈られることは本来自然には起こり得ない。これらは一見リンゴには良さそうですが、これらの作業は微生物や動植物たちの生態バランスを崩してしまう。リンゴの葉を食べる虫を食べる虫も居なくなるから、農薬を撒く。栄養が足りないからといって、どんどん肥料・堆肥を撒いていく。するとリンゴの根の張りも浅くなり、本来の生きる力を失い、免疫力まで落ちてくる。もはや農薬・肥料無しには生きられないでしょう。
これはリンゴに限った話ではありません。農薬は作物の大量生産には欠かせないものであり、確かに私たちの生活を支えているのでしょう。しかし、奇跡のリンゴの話を聞くと、現代の私たちがいかに自然から切り離されて生きているのかを実感させられてしまうのです。
私たちが家庭菜園をする背景にはこの奇跡のリンゴの話があります。自然農業に興味ある方には是非一読をお勧めします。
奇跡のリンゴ(書籍)
無農薬栽培の不可能を覆した、木村秋則さんの感動の実話。有機栽培ではなく「自然栽培」。現代農業がいかに”不自然”かがわかります。リンゴに限った話ではなく、人類が自然とどのように共存していくかを考えさせられる一冊。